心理の棚

心理学の論文や書籍から得た知識をシェアしていきます。当ブログでは、心理学の知識を学べるでしょう。

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食べ物を使って信頼を高めるテクニック

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自分と似た行動を取る人に好意を寄せることってありますよね。

たまたま同じスマフォゲームをやっていたり、同じタイミングで飲み物を飲んでしまったり、似た行動が相手へのまたは相手からの信頼度を上げ、好感度も上げてくれます。

特に、初対面の人と仲良くなりたいという場合では、食べ物を使うことで、意図的に好感度を上げることだってできます。

今回は、食べ物を使った信頼を得るテクニックについて見ていきましょう。

 

同じ食べ物で信頼度が上がる

シカゴ大学の研究(1)では、同じ食べ物を共有すると人から信頼されやすくなり、交渉が上手くいきやすくなることが明かされています。

研究の実験対象となったのは、500人以上の被験者で、いくつかの実験を行ったようです。

実験1,2では、被験者らを「同じお菓子を食べるグループ」と「別のお菓子を食べるグループ」に分け、食べた後、賃金と投資の交渉をしてもらったとのこと。その結果分かったのが「同じお菓子を食べるグループ」ほど、早く交渉が終わり、より信頼度が高く、より大きなお金を取引できたということ。ただ同じ食べ物を食べるという介入だけで、交渉が上手くいきやすくなったのです。

さらに製品を売り込む実験3でも同じような結果が出ています。同じ食べ物を食べた被験者らは、販売員に対する信頼度が上がっただけでなく、製品に対する信頼度も上がったそうです。

この同じ食べ物を食べるテクニックは、人に対する信頼を高めるだけでなく、その人が紹介する物や人まで信頼を高めてくれます。もし、「友人を別の友人に紹介する時」などの人を紹介する時には、紹介する前にチョコや飴などを渡して一緒に食べてみると、より説得力が上がって好感が得られるようになるかもしれませんね。

 

こんな場面でも使える

シカゴ大学の研究結果には、食べ物を共有する相手がライバルだった場合にも信頼度を上げたということも示されています。自分は好意を寄せていても、相手が良く思ってくれていない場合にも使えるテクニックということです。

もちろん、デートの時に使ってもより好感を得ることができるかと思います。レストランに入り、「どれ食べる?」「それおいしそう、同じの食べよう」と言って、同じ食事を摂れば好感度は上がっていくでしょう。

もちろん、やり過ぎは禁物です。毎回同じ食べ物を選ぶ人がいたら、不審がられること間違い無し。相手がわざと自分に合わせてると思われないくらいの頻度にしておく良いですよ。

 

まとめ

相手と似た行動を取ること、それも同じ食べ物を食べることで信頼や好意は得られます。カバンにいつもお菓子を忍ばせておいても良いのではないでしょうか。気になる人がいた時や、何か頼みごとをしたい時には、さっとカバンからお菓子を取り出し、シェアするとより説得力が上がると思いますよ。