イケメンや美女がモテるのは分かります。経済力のある人が美女と結婚するというのもよくある話し。
では、クリエイティブな人はどうなのでしょうか?
学校の文化祭で巧みにピアノを演奏する男の子。共感を呼ぶ歌詞と情感溢れるメロディを作り上げる作詞作曲家。
果たして、彼らはモテるのでしょうか?
今回は、クリエイティブな人たちの魅力について迫っていきます。
クリエイティブな人たちはモテるのか?
モテるのは、イケメンだけの特権ではありません。クリエイティブな人も同じくらいモテます。
アバーティ大学は、312人の被験者を集めて、こんな実験(1)を行いました。
- 16人の顔写真を1人ずつ見て、魅力的か評価する
- その時、魅力的な顔か魅力の低い顔、クリエイティブかクリエイティブでないかで4パターンの写真を見せた
- クリエイティブかどうかは、顔写真の人物が実際に書いた「ある絵の感想文」を見せることで分かるようにした
例えば、1人目の写真はイケメン+クリエイティブ、2人目は魅力でない顔+クリエイティブというように、4パターンの写真を見せて、彼らの魅力を評価してもらったんですね。
その結果は、
- 男で1番魅力的だと評価されたのは、イケメン+クリエイティブな人だった
これは普通ですよね。
しかし、その後の結果が面白くて、
- 次に魅力的だと評価されたのは、イケメン+クリエイティブでない人と、魅力のない顔+クリエイティブな人だった
というように、顔に魅力がなくてもクリエイティブであれば、イケメンと同程度に魅力があると思われたのです。
確かに思い返せば、私の中学時代の同級生にも、楽器が弾けるというだけでかっこいいと言われている人がいました。
演奏、絵、音楽、クリエイティブな活動をしている人は、かっこよく見えるのです。
ただし、ひとつ例外もあります。
それは、イケメンと一緒に並んだとき。たとえクリエイティブであっても、隣にイケメンがいるときは、魅力が下がってしまうのです。
実験では、2回の追試験を行った結果、
- イケメンと一緒に魅力の低い人の顔を画面に映し出すと、魅力の低い顔の人は、クリエイティブであろうとなかろうと魅力が低いと評価された
ということに。
どんな人もイケメンの前には歯が立たないということですね。モテたいなら、イケメンから遠ざかる必要がありそうです。
女性の場合は…
じゃあ、女性はどうなんだという疑問が沸きませんか?
残念ながら、女性はクリエイティブであろうと魅力が良くなるわけではないそうです。
アバーティ大学の実験の結果では、
- 女性はクリエイティブの影響がほとんどなかった
とのことです。つまり、女性は顔の魅力で、その人が魅力的かどうか決まってしまったということ。
思い当たるところでいえば、新年度が始まるたびに、電車の中で男性が「~って子可愛い」「あの子が可愛い」と言ってるのをよく耳にします。やはり、男は顔しか見ていないのです。
まとめ
クリエイティブな男性は、イケメンと同じくらいモテます。
ただし、イケメンと一緒にいると、魅力は一気に下がってしまうでしょう。
これからモテたいという人は、かっこいい人には近寄らず、小説を書いたり、楽器を弾く練習をしたりしてクリエイティブな分野で活躍すると望む結果が得られるかもしれません。