親と食事を共にすることがポジティブなボディイメージと関係していることが判りました。
ボディイメージとは、自分の体型に満足しているかを示すものです。
新しい研究結果が "Social Work in Public Health" に掲載されています。
朝食または夕食を親と食べればポジティブなボティイメージになるかも
自分の体に不満がある人ほど、不健康な生活をする傾向にあります。
論文で取り上げている過去の研究によると、
- 運動しなくなる
- 摂食障害のリスク
- 薬物に頼る
ことが判明してます。
ボディイメージがネガティブな人は一刻も早く改善する必要があるのです。
そんな中、新しい研究では、親との食事がポジティブなボティイメージと関係していることが分かりました。母親、父親、どちらでも構わないのだそうです。
これはミズーリ大学の研究で、アメリカ中の高校生12000人のデータを分析しています。
データに含まれていたのは、
- 週の朝食を食べる回数
- 親と一緒に食事をしているか?
など。
このような文章に共感するかで、ボディイメージを調べました。
「体型に不満を感じる」「自分の体が憎い」
分析の結果、頻繁に親と一緒に朝食または夕食を摂っていることとポジティブなボディイメージに関係がありました。
今回の調査では、半数以上の高校生が朝食を週に5回以下しか摂っていなかったこともわかっています。その内訳は、17%が全く食べておらず、30%以上が週に5回以下だったそうです。
論文の著者は次のように言います。
体系に関して、子どもや青年がソーシャルメディアやポップカルチャーから多くのプレッシャーをかけられている。
朝食や夕食を家族と共にし、健康な食事を摂ることで、幸福感に大きな影響を与えるだろう。
ネガティブなボディイメージは高校生だけでなく、大学生にも顕著に表れます。
セルフコンパッションやボディスキャン瞑想で改善が見込めるので、もしも自分に当てはまっていたら、そちらを試してみると良いでしょう。