心理の棚

心理学の論文や書籍から得た知識をシェアしていきます。当ブログでは、心理学の知識を学べるでしょう。

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ナルシスト度が25%上がる、SNSのダメな使い方

selfie-narcissist
snsの使い方を間違えると、ナルシストになります。

自撮りのアップ=ナルシストと思う人がいますが、実はちょっと違います。

snsを始めて数週間や1ヶ月くらいの人は、自撮りをアップしてても問題ありません。その代わり、ある期間アップし続けていると、ナルシストになっていくんですね。

今回は、その事実をお伝えしていきます。

 

 

4ヶ月間でナルシストは25%上がる

海外のスウォンジ大学らの研究(1)で明らかになったのは、snsで自撮りなどの写真を投稿している人は、4ヶ月でナルシスト度が25%上がるということ。

写真の投稿を始めて1ヶ月、2ヶ月...4ヶ月経ったころにはあら不思議、ナルシストの出来上がりというわけです。

 

研究チームは、74人の若い人たち(18~34歳)を対象にこんな調査を行いました。

  • 4ヶ月間、インターネットの不健全な傾倒(PIU)とナルシスト度を調査

PIUとは、インターネット依存症や中毒などの総称のことです。ネットが人生の一部になっている人のことですね。

4ヶ月間の調査が終わると、snsとナルシストの間に驚きの関係があることが分かったそうです。

  • 写真ベースのsns(インスタ、スナップチャット、フェイスブック)で、自撮りなどを頻繁にアップしていた人は、4ヶ月間で25%ナルシスト度が上がった
  • 文字ベースのsns(ツイッター)で文字を投稿している人は、ナルシストが上がらなかった

調査対象となった人たちは、はじめこそナルシスト度が低かったのに、4ヶ月を過ぎたら見事なナルシストへと変貌を遂げたのです。

「ツイッターしかやってないから安心」というわけにもいきません。

調査の結果、すでにナルシストだった人たちは、文字ベースのsnsを利用しやすいことが分かりました。ツイッターで自分のことを呟きがちな人は、もうナルシストなのかもしれませんね。

 

なぜナルシストになるのか?

もっと注目されたいという気持ちがナルシスト度を上げてしまう原因です。

論文の著者は、次のように主張しています。

フェイスブックやインスタグラムのような視覚型のソーシャルメディアの利用は、注意を浴びたり尊敬されたいという欲求を満たしたりすることの助けとなり得る。じかの社会的な批判なしに、バーチャルな場で世界と繋がることは、ナルシスト特性のいくつかの側面を解放する(または与える)機会を提供するのかもしれない。

自分の写真をアップするたびに、注目を浴びていると勘違いするわけですね。「もっと私を見て、認められたい」という欲求が膨らんでいき、隠されていたはずのナルシストな気質が表に出てくると。

健全な心とはいえないので、もし友人が4ヶ月間自撮りをアップしていたら、気に掛けてあげると良いでしょう。

 

まとめ

snsのダメな使い方とは、4ヶ月間に渡って頻繁に自撮りをアップすることでした。ナルシストでなかった人も、25%ナルシスト度が上がってしまいます。

自撮りには他にも、自己肯定感を低下させる、醜形恐怖症に発展するなどといわれています。メンタルを悪化させないためにも、自撮りはオススメしません。